●クーブイリチー・・・昆布の炒め物です。
沖縄は日本一の昆布の消費地です。沖縄では採れない昆布ははるばる北海道からやってきます。その昆布を炒め物、汁物、煮物と、あらゆる料理法で調理してしまいます。豚肉、黄緑野菜などと共に、沖縄の長寿の一端を担っています。今回は、その昆布料理の中でもポピュラーで人気のメニューを調理してみましょう。


■それではまず、4名分の材料から。
@昆布(昆布、又は刻み昆布150g-200g)
A豚の三枚肉100g-150g
Bこんにゃく1/3丁)
C椎茸1枚
D醤油大さじ3
E味醂 適当に
Fカツオだし汁 3カップほど

Gサラダ油 適量
■それでは早速作ってみましょう。
@昆布は一枚状のものでしたら、5mm幅ほどにカットします。あらかじめ刻んだ昆布も売っていますので、それを利用しても良いでしょう。その昆布を水に浸けて(20−30分)戻しておきます。
A椎茸も同様に水で戻し、短冊状に切っておきます。

B豚肉は固まりのまま、一度お湯で湯がき、アクと脂を抜きます。湯がいたら冷まし、5mm幅の短冊状に切ります。

Cこんにゃくも同様に5mm幅の短冊に切ります。
Dお鍋にカツオだし汁3カップと、醤油大さじ3、味醂1/3カップほどを入れ、火にかけます。

E煮だったら具を全部入れて、時々かき混ぜながら、中火で汁が無くなるまで煮込みます。
F汁が無くなりかけたら、フライパンに油を敷き強火で熱し、そこへEの煮込んだ具を入れて、一気に炒めて出来上がりです。

Gここで味見をして、味の濃さ・甘みを好みに調整します。

●さあ、それでは小皿に取り分けてみましょう。
写真は、上記の分量よりも豚三枚肉を多めに入れてみました。この方が豚の旨みと昆布の旨みが相まって美味しいです。
●この時点で、カツオと豚と昆布の旨みが調和して、美味しく仕上がっていますが、好みで醤油を少々かけても美味しくお召し上がりいただけます。

具に切り干し大根などを入れてもいいですね。
どうですか?上手に作れましたか?

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