『島らっきょう』・・・・。沖縄で作られている「らっきょう」を沖縄では「島らっきょう」と呼びます。「らっきょう」といえば、一般的にはカレーライスの付け合わせにするような、甘酢漬けのものが瓶入りでスーパーなどで売られていますが、この「島らっきょう」は他の野菜同様、調理してご飯のおかずとして、そして酒の肴として利用されています。第13回目のお料理教室では、この「島らっきょう」を料理しましょう。 | |
材料/島らっきょう、塩、鰹節、醤油、サラダ油 ■沖縄では青く伸びた茎が付いたものが販売されています。食材コーナーはこちらへ。 | |
■下ごしらえ @はじめに、根と茎のついた「島らっきょう」についた土を軽く洗い流します。 A洗った「島らっきょう」の根と青い部分を切り落とし、表面の薄皮を剥ぎ取ります。 Bその「島らっきょう」をボールなどに入れ、水で綺麗に洗います。 | |
C綺麗に洗ったら、水を切り、塩を振ります。左の写真は大体200g程度のらっきょうですが、小匙1杯ほどの塩を振りました。塩は粗塩が良いのですが、無ければ普通の塩で結構です。 塩を振った後、小1時間ほど寝かせておきます。 | |
■レシピその1 『島らっきょうの鰹節・醤油炒め』 @さて、お料理しましょう。 熱したフライパンにサラダ油をひいて、「島らっきょう」を軽く炒めます。表面に軽く火が通ったぐらいで充分です。中が生の状態が美味しくお召し上がりになれますよ。炒めすぎますと、べたーっとなってらっきょうのパリパリ感が無くなってしまいます。 | |
A表面に軽く火が通ったら、鰹節をかけます。鰹節の量は多めにしたほうが美味しいです。 そして、その上から醤油をかけます。醤油は左の写真で大さじ1杯から1杯半程度。 B醤油をかけた後、醤油を焦がすように、全体にさっと絡めて火を止め、お皿に盛り付けます。この間も炒め過ぎないように手際良くさっとお料理しましょう。 | |
C盛り付けです。「島らっきょう」をお皿に盛り付け、その上に醤油が充分に染みこんだ鰹節をかけます。 ■お召し上がりになるときは、その鰹節と一緒に。これはご飯のおかずにもGoodですし、ビールや泡盛の肴としても最適です。但し、ここでご注意!食べ過ぎますと、ニンニクと同様にお口の臭いが大変。そして、生の玉ねぎを食べたときのような胸焼けも・・・・。つい食べ過ぎてしまいますが、人と会う約束の無い日にお召し上がりを・・・。 |
■レシピその2 『島らっきょうの塩漬け』 上記の下ごしらえをし、塩を振った「島らっきょう」を、上から重石をして冷蔵庫で1晩から2晩寝かせます。そうしますと、お漬物状態になりますよね。それをそのままでも良いですし、やはり鰹節と醤油をかけてお召し上がりください。これも、お酒の肴に。ビール・泡盛がとても美味しくなりますねー。 | |
■レシピその3 『島らっきょうの天婦羅』 上記の下ごしらえで塩を軽く振った状態のものを天婦羅にします。ご飯がとても美味しくお召し上がりいただけます。エミおばさんの保証付きです(笑)。召し上がるときは「塩」を付けて。ね! |