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■エミおばさんの、沖縄料理クッキング教室へようこそ。 ここでは、当店で扱っている食品・食材を利用した料理の作り方・お召し上がり方をご紹介してまいります。沖縄の料理と申しますと、大きく分けて昔の琉球王朝時代から今に伝わる宮廷料理と、現在の沖縄の人々が日常的に食している、いわゆる庶民料理に分れています。でも日常の私達の食事のなかにも宮廷料理から伝わったものも多いようです。 まず今回は第一集としまして、本当にポピュラーな沖縄料理や最近ちょっとはやっている料理などをご紹介してまいりましょう。 |
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ゴーヤ−は沖縄を代表する夏野菜。ゴーヤ−のビタミンCは熱を加えても壊れにくく、観光などで沖縄にお出での際には、沖縄の厳しい暑さに負けないためにも是非食べて欲しいなぁーと思います。ところでこの夏、沖縄のマクドナルドで”ゴーヤ−パーガ−”なるものが出現しました。ハンバーグの代わりにゴーヤ−チャンプルーがはさんであるらしい??
まだ食べてないけど、それほど沖縄では人気の食材なのです。 ■ゴーヤ−料理 VOL.1 『ゴーヤ−チャンプルー』 まずは、材料から・・・。 [5人分]ゴーヤ−500〜600g ポーク缶詰(食材のコーナーで紹介しています)1缶 木綿濾し豆腐 卵2〜3個 サラダ油 塩適宜 削り節 さてさて、まずゴーヤ−ですが、500〜600gって言ったってそんなのは適当に。1本丸ごと使っちゃいましょう!! ポーク缶詰は缶から取り出し、幅1cm長さ4〜5cm程度にカットしてお皿に移しておきましょう。ホーク缶は缶の下にオープナーがついています。それを使って開けます。それから・・豆腐ですが、沖縄の豆腐は木綿濾しなんです。絹濾しに比べると固く弾力があって炒め物にしても崩れにくいのが特徴です。木綿濾しが手に入らないときは厚揚げなどで代用しましょう。その豆腐をあらかじめ3cm角程度にカットしておきます。 ●それでは、作り方です。 | ||
@ゴーヤーは縦半分にカットし、スプーンを使って丁寧に中の種や白い部分を掻き出して、3mm厚程度に薄切りにしておきましょう。 | A薄切りにしたゴーヤ−に軽く塩を振っておきましょう。 | |
Bあらかじめ缶から取り出してカットしておいたポークを熱したサラダ油で炒めます。 |
Cそこへ下ごしらえしておいたゴーヤ−と豆腐をいれて炒めます。調味料はお塩だけでOK。炒め具合は好みでいいですが、炒めすぎるとゴーヤ−は柔らかくなりすぎてしまいます。でも最初はその方が苦味が薄くなるように思いますので、何度かトライしてみてください。 | |
Dそこへとき卵をいれて全体にからめて出来上がりです。最後の仕上げに削り節を上に乗せてみましょう。 |
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これで仕上がり!! お疲れさま。 | ||
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■さて、いかがでしたか。これであなたも沖縄料理のまず第一段階をクリアしました。おめでとう!!! ■それでは、上記のゴーヤ−チャンプルーを基にアレンジをしてみましょう。パソコン流にいうとカスタマイズってとこかな?・・・。まず、ポーク缶の代わりに三枚肉やシーチキンなどもお勧め。一味違うゴーヤ−が楽しめます。シーチキンの場合は醤油と砂糖を使い甘辛く炒めるとおいしいです。沖縄料理の特徴のひとつに、ほとんどといってもいいほど砂糖を使わないっていうことがあります。何故だか理由は分りません。我が家では普通に砂糖を消費していますが、ほかの主婦の話ではほとんど砂糖を使わないそうです。ですから、砂糖と醤油を使って甘辛く仕上げるのは本土の人間だけ?と思っています。でもおいしく食べることが一番でーす。たぶん砂糖を使いすぎると体には悪いかもしれないけど、ほどほどに・・ね。 |
■ゴーヤ−料理 VOL.2 『ゴーヤ−チップス』 | |
ゴーヤ−チップスって何だ?・・・、それはゴーヤ−をそのままチップスにするのです。これがビールのつまみに最高ー!! | |
まずは材料から。 ゴーヤ− 片栗粉 塩適宜 サラダ油 | |
●作り方でーす。 @ゴーヤ−は縦に二つに切って、中の種を掻き出す・・・。ここまではチャンプルーと同じ。さて、そのゴーヤ−を1mm厚ぐらいに薄くスライスしましょう。 Aそのゴーヤ−を水気を切ってしばらく置いて水分を取ります。 Bそこへ片栗粉をまぶします。 C熱したサラダ油でカリカリに揚げて、取り出します。 D取り出したゴーヤ−に軽く塩を振って出来あがり!!! はい、よくできました。それではビールと一緒に召し上がってみて・・、どう?おいしいでしょ! |
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