■沖縄料理の定番中の定番、「らふてー」。 琉球王朝時代より今に伝わる豚肉料理の代表です。 |
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第七回目の今回は、沖縄の豚肉料理の代表「らふてー」を作ってみましょう。「らふてー」は琉球王朝の宮廷料理として伝統のある料理ですが、いまではお祝いごとに作られ広く親しまれている料理の一つです。家庭で作るにはちょっと手間暇がかかりますが挑戦してください。 九州では、豚の角煮として同様の料理がありますが、多少味付けに違いがあるような気がします。それは煮こむ際に「泡盛」を使うからでしょうか。「泡盛」を入れるとお肉が柔らかくなり、脂っこさが無くなって冷えても硬くならず、美味しくお召し上がりになれます。「泡盛」の代わりに「日本酒」を使用しても結構です。 | |
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■材料/5人分を目安として材料を揃えましょう。 @豚の三枚肉(沖縄では皮付きのまま、調理します)1kg〜1.5kg A鰹だし 3〜4カップ B泡盛 1〜1.5カップ(日本酒を代用する場合は1.5〜2カップは必要でしょうか) C砂糖 1/2カップ D醤油 1/2カップ E生姜 少々 |
■それでは作り方です。 @豚三枚肉は、皮付きのものでしたら皮についている毛をカミソリで綺麗に剃り落としましょう。 A三枚肉をまるごと湯洗いして汚れを落します。 Bその三枚肉を鍋に入れ水を多めに入れて、まるごと50−60分ゆでて、ゆで汁は捨てます。お湯にいきなり入れますと肉が硬くなりますので気をつけましょう。下ゆですることによって脂肪分がかなり抜けます。 C茹で上がった三枚肉を5−6cm角に切ります。 | |
D厚でのお鍋に鰹だしと角切りした三枚肉、それに泡盛(無ければ日本酒)を入れて中火にかけ煮こみます。 Eしばらくしてから砂糖を加えしばらく煮こみます。 | |
F醤油の半分を入れて5分ほど強火で煮こんだ後、弱火にして1時間ほどゆっくりと煮こんでいきます。この途中で残りの醤油を入れましょう。 G箸で肉をつまみ、ポロッと取れるぐらいに柔らかくなったら、最後に強火にして艶をだします。焦がさないように気をつけましょう。 これでできあがりでーす。お疲れさま。 |
■器に盛り付けましょう。 左の写真のように2−3個を盛り付け、上に刻み生姜を載せて、塩茹でにしたさやインゲンなどを添えると綺麗ですね。仕上げに煮汁を少々かけて出来あがりです。 煮こむ段階で、大根やニンジン、ごぼうなどを一緒にして、傍に盛り付けても美味しくお召し上がりいただけます。 | |
■作り方のコツは、煮こんでいる間に焦がさないように良く見ていることですね。最終的に多少煮汁が残るぐらいにしましょう。頑張って作ってみてください。 | |
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